用語集(あ~さ行) / 水・知・識

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お風呂用浄水器(浄水器用語)


お風呂用浄水器とは、
お風呂用に開発された浄水器のことを指しますが、用途は飲用ではなく、
刺激のないやさしいお湯で安心して入浴することを目的としています。

給湯器に入る手前の配管に取付けるタイプや給湯蛇口に取付けるタイプ、
また、シャワーホースの途中に取付ける中型タイプなどがあります。

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オルトトリジン法(浄水器用語)

オルトトリジン法とは、
検水(水)にオルトトリジン試薬を混ぜて、発色させ色の濃淡から
遊離残留塩素濃度を算出する検査方法です。

特徴として遊離残留塩素濃度が濃いほど、黄色の発色は濃く現れ、
色の濃淡で濃度を測ることが出来ます。

安価なこともあって、残留塩素濃度検査方法の主流となっていましたが、
オルトトリジンには発がん性がある事が分かり、
平成14年4月1日より厚生省生活衛生局水道環境部長名で、
残留塩素の検査方法についてオルトトリジン法が削除されました。

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界面活性剤(浄水器用語)

界面活性剤とは、
界面とは、性質の異なる物質の境界面のこと指します。
この性質の異なる物質間には、必ず界面が存在します。

界面活性剤とは、このような界面に作用して、
界面の性質を変化させるような物質の総称のことを言います。

例えば、水と油は混じり合わないもの。
混じり合わない水と油の間には界面が存在していますが、
界面活性剤はこの界面に作用して、界面の性質を変え、
水と油を混じり合わせることが出来るようにするものです。

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活水器 (浄水器用語)

活水器とは、
一般的に「定義及び学術的理論が解明されていない」が、何らかの事象で
水道水を活性化させる水処理機の総称です。

一概に活水器といっても方法・構造も多様化し、多種多様な製品が
販売されていますが、大きく分けると2つのタイプに分類されます。
1つは磁石タイプ、1つはセラミックタイプになります。

また、カートリッジ交換などが必要なく、メンテナンスフリーが特徴です。

なお、残留塩素を除去する事はできません。

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活性炭 (浄水器用語)

活性炭とは、
ヤシ殻などの炭素物質を原料とし、高温で熱処理した炭の事です。

特徴は無定形炭素質で微細な孔があいている事と表面積が大きい事が
あげられます。

また、孔がある事で毛細管現象が起こり、活性炭内部に物質を引き寄せ、
吸着・接触分解を助長しています。

浄水器に使われる活性炭の性能で表面積の話が出てきますが、
活性炭はその表面で吸着・接触分解によって、対象物質を除去することから、
水が接触する面積が大きければ大きいほど、除去できる総量が増えますので、
活性炭の性能を表す際に用いられるのです。

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かび臭(浄水器用語)

カビ臭とは、
水道水の異臭問題として取り上げられるカビ臭は、植物性プランクトンが異常発生し、
臭いの原因物質であるジェオスミンやメチルイソボルネオールが、水にかび臭や墨汁臭を
付けることで起こる問題です。

このかび臭は、人体への健康影響はなく水道水の風味を落とす事のみに留まります。   
また、浄水場では活性炭を注入して臭い除去に取り組んでいますが、極微量で水道水に
臭いを残してしまうことから、高度浄水器処理の導入なども行われています。

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カラーテスター(浄水器用語)

カラーテスターとは、
逆浸透膜浄水器の能力や能力の低下具合を調べる為に使用される機械の名称です。
この機械でRO水(逆浸透膜で作った水)と水道水の微量不純物(ミネラル分等)の量を
色などの差で比較することが出来ます。

RO水は限りなく「純水」に近くなり、電気を通し難くなります。
そこで水に電流を流し通電させ確認します。

原理は電極棒を水中に入れ電流を流す事で、『陰イオンを持つ電解物質はマイナス(-)極』に
『陽イオンを持つ電解物質はプラス(+)極』の電極棒に引寄せます。
通電した事によって溶解した電極棒と引寄せられた電解物質が化学変化を起こし、
見える固形物の形態として電極棒に浮び上がります。

電極棒に引寄せられる電解物質と量によって、浮かび上がる物質の色や量が異なります。
量が多い場合、逆浸透膜浄水器の能力が低下してきている事が分かります。

※電解物質:水溶液中で陽イオンと陰イオンに分離する物質。
つまりイオン化した物質(ミネラルなど)の事です。

注意)水質の異常によるものではありません。
   また健康に害のあるものに反応して沈殿物が生じるわけではありません。

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カルキ (浄水器用語)

カルキとは、
昔、井戸水の消毒に用いた「さらし粉:次亜塩素酸カルシウム」の事を
ドイツ語でクロールカルク(Chlorkalk)と言い、強い塩素臭がしました。

さらし粉について、最初はクロークカルクと呼んでいたものが、
そのうち日本流の省略語で、単にカルクと呼ぶようになり、
さらに変化してカルキと呼ばれるようになったのが語源と言われています。

ところがクロールカルクのクロールは塩素のことでカルクは石灰を指した言葉です。
石灰の主要元素はカルシウムですので、カルキ臭とはカルシウム臭を
指す事になりますが、カルシウムには臭いが殆どありません。

従って、正しくはクローク臭又は塩素臭と呼ぶべきだったのでしょうが、
カルキは塩素臭や残留塩素を指す言葉として現在では使われています。

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環境ホルモン(浄水器用語)

環境ホルモン(浄水器用語)

環境ホルモンとは、
元々は造語で、環境中に存在し内分泌系を撹乱する
(体内でホルモンと似た働きをする)
化学物質の総称として使われています。

実際にはホルモンとは言えないため環境ホルモンは
あくまでも便宜的な呼び方です。

人工的又は非意図的に作り出された科学物質で
正しくは外因性内分泌撹乱化学物質といい、
環境中に存在する化学物質のうち、生体にホルモンの様な
作用を起こしたり、逆にホルモン作用を阻害する物質です。


環境ホルモンがヒトに及ぼしているのではないかと
疑われている影響は、下記が挙げられています。
 
 生殖器の奇形
 睾丸無降下
 尿道下裂
 精子の質低下
 精子数減少
 子宮内膜症
 性的早熟
 男性不妊の増加
 奇形
 アトピー性疾患
 多動症
 神経遅滞
 乳がん 

しかしながら因果関係を解明することが難しく、
解っていない事が多いのが現状のようです。

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緩速ろ過方式(浄水器用語)

緩速ろ過方式とは、
昔からのろ過方法で、安全性、信頼性の面で上等な水を作ることから、
日本各地に普及していました。

緩速ろ過方式の特徴として、下記が挙げられます。
 ・薬品は一切使用しない
 ・トラブルが少ない

しかし、ろ過速度が遅く供給が間に合わない事から
現代では塩素を使う急速ろ過法に移り変わりました。

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