2011.11.01ガラパゴス諸島に生息するウミイグアナ。
爬虫類ですが、泳ぎが得意です。

ガラパゴス諸島には、リクイグアナとウミイグアナがいます。
元々は陸上の生き物だったイグアナはサボテンを食べていました。
しかしサボテンもただ食べられ続けるわけにはいきません。
だんだんイグアナが登れない高いところに葉や実をつけるようになりました。
イグアナは木の下でじっと実が落ちてくるのを待つしかありません。
エサのなくなったイグアナは海へ潜り海藻を食べるようになりました。
ウミイグアナの誕生です。
ウミイグアナの尻尾は泳ぎやすいよう平たく、
その爪は流れの速い海流の中でもしっかりと岩につかまれるよう鋭く変化しました。
しかし、ガラパゴス諸島付近は寒流が流れているので海水温が非常に低く、
変温動物であるウミイグアナはそのままでは潜ることはできません。
食事前に十分な日光浴をし、体温を上昇させてから海へ向かいます。
ですが、潜っている間もどんどん身体は冷えていきます。
動けなくなる前に食事を終わらせなければいけません。
また食後も冷えきった身体では消化活動もできないので、
再び陸上で日光浴をします。
まさに命懸けの食事です。
そんなウミイグアナに危機が訪れました。
エルニーニョ現象の影響もあり、エサである海藻が激減してしまいました。
エサをなくしたウミイグアナの半数が死滅したと言われています。
しかし、その後謎のイグアナが現れました。

鋭い爪を持ちリクイグアナを尻目に木登りをしサボテンを食べ、
かつ、海へ潜り海藻を食べることもできるイグアナです。
これはハイブリッドイグアナと呼ばれ、陸上へエサを求めたウミイグアナの雄と
リクイグアナの雌の交配により生まれました。
これは生き残るため環境へ適合した結果なのでしょうか?
それともただの交雑なのでしょうか?
現在のところハイブリッドイグアナに生殖機能があるか否かは不明だそうです。
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