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地球環境のことを、身近なテーマで気楽にお伝えするコーナーです。

フランスからプラスチック製の使い捨て容器が姿を消す!?

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「プラスチック製の使い捨て容器を禁止する法律」


フランスが世界で初めて、「プラスチック製の使い捨て容器を禁止する法律」を制定。

4年後の2020年の1月に施行されるようです。

これによって、プラスチック製のビールグラスやワイングラスも、ピクニックなどに持っていくお皿やコップ、それにオフィスに設置したコーヒーマシーン用のプラスチックカップもなくなることになります。


なぜ、ここまで!?

それは、、、

フランスでは、破棄される使い捨てカップは毎秒150個、年間では47億3000万個にも上るのです。そのうち、リサイクルされるのは1%だけ。

だから、このプラスチックによる環境汚染やゴミ問題、そしてプラスチックを作るために必要な膨大なエネルギーを節約するために、この法律は作られたようなのです。


では、プラスチックの食器がなくなった後はどうなるのか?

使い捨ての食器がなくなるわけではなく、使い捨て食器類はすべて、家庭用コンポストで堆肥にできる植物由来の素材を50%使うことが義務付けられる、というです。

バイオ素材は、破棄された後のリサイクルが容易で、すぐに堆肥として使用できる素材なので、環境に優しいといえるようです。


なんと、アクアス総研では、このような取り組みを、26年前の創業当初から実施しているんです!「アクアス5」のセントラル浄水器にはプラスチック製のカートリッジを使用していません。

浄水器本体に、活性炭を直接充填する「ダイレクトインジェクション方式」を採用しています。

使い終わったろ材は、土に戻すことができます。
(毎年、アクアス農園で有効に土として活用できるか検証しています)
ゴミとして燃やさずに済むどころか、CO2排出量削減にも!


今回のフランスでの取り組みは、「容器は堆肥に戻せるもの」に。
私たちの取り組みは、「使用済ろ材は土に戻す」。

なんて考え方が似ているんでしょう。


正直なところ、カートリッジを使わない方法は、手間もコストもかかりますが、「地球や自然に負担がなく人々にも快適な水のある暮らし」を目指して、製造から製品の最後に至るまで、地球に負荷をかけない浄水器づくりに取り組んでいます。

もしかしたら、カートリッジに使われるプラスチックも、近い将来なくなっていくかもしれませんね。

手前みそながら、、、
やっと、時代が追いついてきたのかな。。。


プラスチック製の使い捨て容器ゼロの実現までには、課題が山積みのような気もしますが、世界ではじめての、大きな第一歩なのではないでしょうか?

※参照サイト:CNNより
http://www.cnn.co.jp/world/35089279.html



あなたは「水の日」をご存知ですか?

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水を大切に、想う。

あなたは「水の日」をご存知ですか?

「水の日」および「水の週間」は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により政府が定めたものです。

年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月1日を「水の日」とし、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)を「水の週間」として、水に関する様々な啓発行事が毎年実施されています。

また、平成26年に水循環基本法が成立したことにより、「水の日」は正式に法律で定められた日本の記念日となりました。

主な行事としては、「水を考えるつどい」「水のワークショップ・展示会」「全日本中学生水の作文コンクール」「水の週間一斉打ち水大作戦」「水とふれあいフォトコンテスト」などが開催され、各地で水への関心が深まり始めています。

アクアス総研でも、毎年「水の週間一斉打ち水大作戦」に参加し、路面温度を下げるために会社の前や道路に打ち水を行っています。

打ち水をしている瞬間から、なんとなく温度が下がっていくのを肌で感じています。

水はかけがえのないもの。
生活する上で、生きていく上で、必ず必要となる大切なものです。

そんな水を大切に思い、毎日過ごしていきたいですね。


そして、そして、記念日つながりで嬉しいご報告があります!!

なんと!我がアクアス総研の創業日である7月17日が
「セントラル浄水器の日」として日本記念日協会より正式に認定されました!

株式会社アクアス総研は1990年、 人と水、豊かさの融合を追求した価値ある商品提案を事業の核として創業。セントラル浄水器のパイオニアとして新たな市場を形成して参りました。

そして、業界をリードしてきたアクアス総研の活動が、ついに一つのカタチになります!当社設立日である7月17日が、「セントラル浄水器の日」として、一般社団法人日本記念日協会より正式に認定されました。

詳しくはこちらをご覧ください↓
「セントラル浄水器の日」について

こんなに嬉しいことはありません。



海の健康度とは?

小笠原諸島.JPG 

日本は69点 世界11位 !
何の点数と順位かといいますと、海の健康度だそう。
豊かな生態系が好結果を生みだしているのです。   
   
世界171国・地域の「海の健全性」を100点満点で評価した結果
が米カリフォルニア大学などの国際研究チームにより発表されたもの。
これは海の汚染の程度や生物の状況などから「海の健康度」を
数値化して求める方法を米国とカナダの研究グループが初めて
開発し、世界の海域を評価しました。

日本周辺の海は100点満点中69点で世界平均60点を超え11位。
研究結果は16日付英科学誌ネイチャー(電子版)に発表されました。

世界で6番目に広い日本の排他的経済水域(EEZ)の海洋生態系
の豊かさが示された形です。
世界全体では、漁業資源の減少が「健康度」を下げているが、
ドイツ、カナダ、オランダがベスト10に入るなど先進国の点数が高く、
アフリカの貧困国が低い傾向にあったといいます。

沿岸域の漁業資源や水のきれいさ、生物多様性など10項目の指標
を作成して評価したもので、日本は11位と上位に入ったのです。
16日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載されました。

指標に基づく得点が高いほど、海洋資源の維持と人間の活動が両立
していることを示しています。
日本は沿岸の保護状況や生物多様性が高く評価され、保護政策が
充実する先進国の評価が高い傾向です。

最高点は南太平洋にある米領ジャービス島の86点で、豊かな生物
多様性が評価されました。
最低点は西アフリカのシエラレオネ共和国の36点。漁業資源の
枯渇の懸念などが影響したようです。

(参照記事)
2012年8月19日  読売新聞

 

水循環

地球上の水は太陽の熱によって海や湖沼、河川、陸地から蒸発しています。
蒸発した水は水蒸気として分散し、気流に乗って移動し、これが雨や雪となり
山や地面に降り注ぎ大地を潤し再び地球の水として返ってくるのです。
この水のサイクルを「水循環」と言います。

地球の水は、何回となくこの「水循環」を繰り返し、これによって多くの生命が
豊に息づき、そして私たちは水の恵みを手にしているのです。

しかし近年、生活や生産活動が水質と水量に大きな影響を与え、また異常
気象などが原因で「水循環」のバランスが崩れ始めたことが、国内だけでは
なく世界的にも大きな問題になっているようです。

水の汚れの大きな原因の一つに生活雑排水があります。水道水の普及と
ともに河川などの水質は改善されてきましたが、生活排水もその循環の
一部と言えます。
いつまでも、きれいな水を使い続けるためにも河川や海の水質を良い状態
に保つことが重要です。

やがて再び大地を潤してくれる大切な水!
私たちは、家庭でもできる水を汚さない工夫をし、自然環境を守らなくては
と思います。 

循環 111.JPG

 

透明度世界一の摩周湖

北海道の阿寒国立公園は、豊かな原生林と湖沼に恵まれています。
摩周湖は絶壁に囲まれたカルデラ湖で、流入・流出がない閉鎖湖です。

摩周湖

青く美しい「神秘の湖・幻の湖」で、透明度世界一とされてきました。
その透明度は、1931年の透明度調査で、バイカル湖の40.5m(1911年調査)をしのぐ
41.6mの透明度を記録しました。

これは当時確認された世界最高記録ですが、1950年代以降透明度が低下してきており、
近年ではこの湖も周辺環境の悪化で汚染が進んできているそうです。
最近10年間では20m前後で推移しているとの事です。

世界透明度順位
 1位 摩周湖(北海道) 41.6m
 2位 バイカル湖(シベリア) 40.5m
 3位 タホ湖(北アメリカ) 32.7m
 4位 田沢湖(秋田県) 30.0m
 5位 猪苗代湖(福島県) 27.5m

ちなみに、透明度は直径30cmの白色板を水に沈め、見えなくなるまでの深さで
示されるといいます。なんと水の汚染を視覚で調べているのですね。

摩周湖周辺は、素晴しい自然を保護するため、国立公園の中でも特別保護地区に
指定されています。多くの人たちを魅了しているこの大自然を守っていく為にも、
私たち一人ひとりの環境に対する意識が必要だと思います。 

 

水のペットボトル販売禁止へ

衝撃的なタイトルですが 、アメリカグランドキャニオンでのお話。

米アリゾナ州の世界遺産、グランドキャニオン国立公園で、
ペットボトルの水販売を禁止する、と米国立公園局が発表した。

これは園内から出るごみ約2割が使い捨てボトル(米国立公園局による)であること。
地域の特色でもある気候、暑さと乾燥から、訪れる年間約450万人もの観光客が
水を大量消費することから、このごみが景観や環境を損なうと問題になっていたため。

ペットボトルに代わり、無料で詰められる水ステーションを園内に設置するという、
大きな策に出た。費用は10カ所で約29万ドル、日本円で約2250万円という。

すでにハワイ火山国立公園が同様の禁止に踏み切っているが、
グランドキャニオンでは2010年後半、米国立公園局が禁止案をいったん却下。
今回の実施に至る。 

(2012年2月10日 朝日新聞参照)
 

森林は「自然のダム」

森林は大量の水を保ち水源になるので「自然のダム」とも言われています。

森林は自然のダム土の中にいる虫や微生物が、落ち葉などの養分を求めて動きまわります。そして土に隙間ができます。また、木の根が伸びることで同じように土に隙間が生じます。
このようにできた隙間に、雨や雪解け水がしみ込み、多くの水が貯えられます。

特にブナは柔軟で豪雪に耐え、土の落葉層にも大量の水が貯えられていることから「天然の水がめ」とも呼ばれています。

森が荒れると保水力も落ち雨は一挙に流れ出します。
土石流の鉄砲水が襲い大洪水になってしまい貯水も治水も困難になります。
森が水を貯えることで洪水や土砂崩れを防ぎ、様々な役割を果たしているのです。
こうした水の役割を水源涵養(かんよう)機能や土壌保持機能と言います。

しかし今、世界では森林がもの凄いスピードで減少しており、
1秒間にテニスコート20面分の森が失われているとも言われています。森林は自然のダム

私たちは水道の蛇口をひねれば水が出てくるとても恵まれた生活をしています。
この恵まれた生活も森林のこうした役割のおかげです。

大切な森林「自然のダム」を守って行く為には、私たち自身も資源を大切にする気持ちを持ち、何かできることはあるのではないか?と思います。

雨水を有効利用しよう!!

日本は気候的に雨に恵まれている。
それは年間平均1800ミリ(世界の平均降水量の2倍ほど)の雨が降ることからも明らか。
この雨水を有効利用しない手はない。

最近、話題になったものでは、東京スカイツリーの貯水タンクがある。

こちらの貯水槽、全部で計四つ。合わせて約7000トンの容量がある。
このうち一つの貯水槽の内部の大きさは、
幅8メートル、奥行き16メートル、高さ16メートルで、1900トンの容量。

ツリーの事業主体・東武鉄道は、大規模災害が発生した場合、
この水を生活用水として地元の墨田区に提供する方針。
7000トンは23万人が1日に使う量にあたるという。

また、火災時には消防用水としても利用出来るとしている。
東京など大都市では、大雨などによる浸水の恐怖も強い事から、
公衆電話BOXの屋根や地下鉄入口の屋根などにも
積極的にこの雨水集水システムが取り入れられ、これらは植木への散水、
水洗トイレの洗浄水などに有効利用されている。
有名な話では新国技館のトイレや冷却水の8割を雨水利用によってまかなっているという。

日本の建築物は樋があるため雨水を容易に集水することが出来、
貯水用のタンクを設置すればよく容易であることも後押しとなっている。
防火用水、非常時の飲料水にも取って変われる事は心強い。
植木の水やりのための貯水などは各家庭でもすぐ採り入れられるのでは! 

小水力発電開始へ 

再生可能(自然)エネルギーの電気を固定価格で全量買い取る
「再生可能エネルギー特別措置法」が来年7月に施行される事を見込み、
二酸化炭素の排出抑制などに取り組んでいる奈良県生駒市は、
山崎浄水場(山崎町)で小水力発電を始める。

山崎浄水場では、井戸からくみ上げて処理した水と
県営水道から購入した水を混ぜて各家庭に送水している。

もともと県営水道水は、浄水場より74メートル高い平群調整池(平群町)から
毎時約650トンが送られ、浄水場では減圧弁を使い水圧を下げて受けていた。
この減圧弁の代替えに水車を用いて減圧しつつ、発電機を回して発電をする
という仕組のよう。

計画では、安定的に回すため、受け入れる水のうち毎時385トンを活用。
発電出力は31.6キロワット、年間発電量はおよそ28万キロワット時を見込み、
平均的な世帯の48軒分を賄う量に相当する。
来年度から着工、2013年4月からの発電を目指す。

小さな水流を利用した小水力発電は1千キロワット以下の施設で全国に約470カ所。
県内では県水道管理センター(大和郡山市)や県桜井浄水場(桜井市)にもあるが、
市町村の浄水場では初めての試み。

設計や施設整備費は1億3980万円。試算では、買い取りを
1キロワット時あたり20円とすると、国からの補助や保守点検費などを考えても
稼働22年で620万円の黒字になると見込んだ。

(参照記事)
朝日.COM 2011/10/03
http://www.asahi.com/eco/news/OSK201110120157.html
 

水車

お蕎麦屋さんや旅館等で目にした事のある水車。水車
しかし、昔ながらの本来の役割を果たしている水車を、
現在ではほとんど目にすることはありません。
今回はそんな水車について調べてみました。


●水車とは
 水車は、川などの水の流れを利用して車を回転させエネルギー
 を発生させる一種の原動機。
 電動機や蒸気機関が普及するまでは、揚水・脱穀・製粉・製糸など広く使用されていました。

●水車の歴史
 水車は、古代メソポタミア時代に発明されたと考えられ、
 農地灌漑のために使用されていたとの記録が残っています。

 しかし奴隷労働の豊富な古代ローマ社会においては、 
 滅多に使われない機械としており、あまり普及はしなかったようです。

 水車日本では「日本書紀」において推古18年(610年)に
 高句麗(こうくり)から来た僧曇徴(どんちょう)が、
 碾磑(てんがい)という水車で動く臼を造ったといわれ、
 平安時代の天長6年(829年)良峯安世が諸国に
 灌漑用水車を作らせたとあります。

 また、鎌倉時代の「徒然草」には
 宇治川沿の住民が水車を造る話があり
 室町時代には朝鮮使節が日本の水車を見て
 技術を持ち帰ろうとしたとの記録があります。

 動力水車の使用は江戸時代になってからといわれ、
 白米を食する習慣の広がりとともに、精米・穀物製粉のために使用されていたようです。


水という自然のエネルギーを利用し、環境にやさしい水車。
こうした現在、私たちも見直さなくてはいけないなと考えさせられました。

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