透明度世界一の摩周湖

北海道の阿寒国立公園は、豊かな原生林と湖沼に恵まれています。
摩周湖は絶壁に囲まれたカルデラ湖で、流入・流出がない閉鎖湖です。

摩周湖

青く美しい「神秘の湖・幻の湖」で、透明度世界一とされてきました。
その透明度は、1931年の透明度調査で、バイカル湖の40.5m(1911年調査)をしのぐ
41.6mの透明度を記録しました。

これは当時確認された世界最高記録ですが、1950年代以降透明度が低下してきており、
近年ではこの湖も周辺環境の悪化で汚染が進んできているそうです。
最近10年間では20m前後で推移しているとの事です。

世界透明度順位
 1位 摩周湖(北海道) 41.6m
 2位 バイカル湖(シベリア) 40.5m
 3位 タホ湖(北アメリカ) 32.7m
 4位 田沢湖(秋田県) 30.0m
 5位 猪苗代湖(福島県) 27.5m

ちなみに、透明度は直径30cmの白色板を水に沈め、見えなくなるまでの深さで
示されるといいます。なんと水の汚染を視覚で調べているのですね。

摩周湖周辺は、素晴しい自然を保護するため、国立公園の中でも特別保護地区に
指定されています。多くの人たちを魅了しているこの大自然を守っていく為にも、
私たち一人ひとりの環境に対する意識が必要だと思います。 

 

投稿者 アクアス総研 : 2012年4月 2日 10:10