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太田で水道水に油分が混入

朝日新聞 =群馬版= 2008年10月24日(金)

(抜粋記事)

太田市上下水道局は23日、同市新田上江田町と新田中江田町の一部、 推定125世帯の水道水に油分が混入したと発表した。
健康被害は寄せられていないという。
同局の調べによると、新田上江田町にあるねじ製造会社「フセラシ」(本社大阪市)群馬工場から、微量の機械油がもれたと見られる。

同市の素早い対応で、消火栓を通じ油分を洗い流す措置がとられたようです。
今のところ健康被害がないのが幸いですが、こういった事故はゼロにしてほしいですね。

水道水を見直そう(下)

産経ニュース 2008年10月9日(木)

(抜粋記事)

水道水を見直そう(下)環境・家計に優しい (1/2ページ)
■欧米でも進むボトル水離れ
 「自宅でコーヒーをいれるときは必ずフランス産のミネラルウオーターを使っています。水道水よりも、なんとなくおいしく感じるんです」
 こう話すのは埼玉県に住む会社員の男性(50)。この男性が自宅や職場で飲むボトル水代は、月額1万円ほどになるという。
 男性のように、普段から水の「味」にこだわり、コーヒーや紅茶、料理などにボトル水を利用する人は少なくない。 日本ミネラルウォーター協会によると、平成19年の国内生産量と輸入量は計約250万キロリットルに上り、10年前の約3倍に増加。 国民1人が年平均20リットルを飲んでいる計算だ。
 だが、その価格は水道水の500倍から1000倍。1リットル100円から200円程度が一般的で、 なかにはガソリンや牛乳より高価なボトル水も珍しくない。
 ボトル水はまた、環境に与える負荷が意外なほど大きく、水道技術研究センターの試算では、石油からペットボトルを製造し、 国内産地から輸送する場合のエネルギー消費量は、水道水の約700倍。フランスや米国など海外から運ばれる水は、二酸化炭素(CO2) 排出量、エネルギー使用とも一層多くなる。
 すでに欧米各国では環境対策として、"蛇口回帰"を呼びかける動きが活発だ。米サンフランシスコでは昨年から、 官庁でのボトル水の購入を禁止。今年2月には、ロンドンのケン・リビングストン市長(当時)が 「安くておいしく環境にも優しい水道水を飲もう」と市民に訴えかけた。


水道水を見直そう(下)環境・家計に優しい (2/2ページ)
地球温暖化を背景に水道水への関心が高まるなか、 国内各地の水道局もその復権に力を入れる。東京都水道局では、 都内のマンションやビルにある約22万カ所の貯水槽を無料で点検する事業を展開。「高度浄水処理でおいしい水を供給しても、 貯水槽の管理状態が悪ければ、水質劣化や汚れの原因にもなりかねない」と筧(かけひ)直(すなお)調査課長は指摘する。
 また貯水槽や配管に問題がなくても、殺菌消毒のために添加される塩素でカルキ臭がすることも。日本水道協会の西野二郎水質課長は、 水道水をおいしく飲む方法として、(1)水を10~15度に冷やす(2)ビタミンCが豊富なレモンなどを入れて塩素臭をなくす(3) 朝一番に使う水(水道管に長時間滞留した水)は掃除などの雑用水に使う-と提案する。
 物価高の今、環境にも家計にも優しい水道水をもう一度見直してみたい。
(中曽根聖子)

水道水を見直そう(中)

産経ニュース 2008年10月8日(水)

(抜粋記事)

水道水を見直そう(中) (1/2ページ)
■世界有数の品質 技術向上で味わいも追求
 うだるような暑さが続いた8月下旬。大阪市東淀川区の柴島(くにじま)浄水場で、大阪市民ら約30人が参加した利き水会が行われた。 コップの中身は、大阪の水道水と、国産、外国産のミネラルウオーターの3種類。参加者は中身を知らされないまま、 においや味を確認しながら評価を書き込んだ。
 その結果、水道水を「おいしい」と答えた人は70%に上り、ミネラルウオーターの外国産は61%、国産は70%と、 大きな違いはなかった。なかには「水道水はまろやかだと実感した」という感想も。
 この利き水会は、市水道局が平成18年度から実施する「おいしい水計画」の一つ。担当係長の石本知子さんは 「予想以上の評価をいただいて安心した。大阪の水は、めっちゃおいしくて安全だということを理解してもらえれば」と話す。
 水源となる琵琶湖や淀川の水質悪化に伴い、かつて「日本一まずい」とまで言われた大阪の水。「かびくさい」「まずくて飲めない」 といった苦情はピーク時の昭和56年に年間1890件を数えた。平成12年に高度浄水処理された水を市内全域に供給してからも、 水道水に対するマイナスイメージはなかなか払拭(ふっしょく)できず、味やにおいに関する苦情、 問い合わせは今でも年間数十件はあるという。
 内閣府が今年6月に実施した「水に関する世論調査」(20歳以上の男女3000人を対象)によると、「水道水をそのまま飲む」 と答えた人は全国平均で37・5%で、近畿地方では27%とかなりの少数派。


水道水を見直そう(中) (2/2ページ)
水源や水質に不安を抱く消費者も多いが、日本水道協会によると国内の水道水には、大腸菌やカドミウム、水銀、 トリハロメタンなど51項目におよぶ厳格な水質基準が設定されている。一方、嗜(し)好(こう) 品扱いのミネラルウオーターの品質基準は食品衛生法に基づく18項目。
 市水道局では厳格な国の基準に加え、「すっきりとしたまろやかな味」を目標とした独自の指標を設定している。石本さんは 「新しい浄水技術の研究や給水設備のメンテナンスを進め、さらに味わいを追求していきたい」と意気込む。
 『やっぱり安心 水道水』の著者で、法政大学の左巻(さまき)健男教授は「日本の水道水の品質は、 安全性の面でもおいしさでも世界有数。ただし、水の味は水温や先入観にも左右されるので、冷蔵庫でよく冷やして飲み比べてほしい」 と呼びかける。(中曽根聖子)

水道水を見直そう(上)

産経ニュース 2008年10月7日(火)

(抜粋記事)

水道水を見直そう(上) (1/3ページ)
■冷たくて、おいしい!  「子供が飲む風景」が戻った
 かつて「まずい」「臭い」といわれた大都市の水道水が、この10年で劇的に進化している。ボトル水に比べ、 格段に安く環境にも優しい水道水。地球温暖化や世界的な水不足を背景に、欧米各国で水道水への注目が高まるなか、"蛇口回帰" に向けた国内の取り組みを追った。(中曽根聖子) 
 ≪五輪招致の鍵≫
 「東京の水道水は驚くほどおいしくなった。冷やして飲めば、市販のミネラルウオーターに負けません」
 東京都水道局の筧直(かけひ・すなお)調査課長はこう胸を張る。都は「水は東京五輪の招致に重要なキーワードになる」として、 英語版のポスターも作成。蛇口をひねれば安全でおいしい水が飲める都市、TOKYOを世界に向けてアピールする。
 東京の水道水に苦情が殺到したのは昭和40、50年代。急速な都市化で、生活排水や工場排水が川に流れ込み水質が悪化したからだ。 その対策として都が平成4年以降、金町浄水場(葛飾区)をはじめ各地の浄水場に「高度浄水処理」を導入したことで水質は劇的に改善。 オゾンと生物活性炭を組み合わせた浄化槽で、従来の施設では処理しきれなかったカビ臭物質やアンモニアなどを除去し、 安全でおいしい水が供給されるようになったのだ。

水道水を見直そう(上) (2/3ページ)
「すぐ近くを流れる江戸川から取水して、 6時間以上かけて安全でおいしい水をつくるんだよ」
 職員の説明とともに、沈殿・濾過(ろか)などの実験で濁った水がきれいになる様子を見た児童は「水を大切に使いたい」 「きれいになって驚いた」と歓声を上げた。
 日本水道協会によると、水が「まずい」といわれた大都市のほとんどが「高度浄水処理」を導入している。
 だが、16年に武蔵工業大学の長岡裕教授らが全国1130の小学校を対象にした調査は、子供の"蛇口離れ"の実態を示し、 関係者を落胆させた。休憩時間などの水分補給に水道を利用している児童は約半数にとどまり、約4割は自宅から水筒を持参。 大阪や兵庫など夏場の平均気温が高い西日本各地で水筒持参率が高いことも判明した。
 長岡教授は「病原性大腸菌O157の集団感染が起きて以降、水筒の持参を認める学校が増えたことや、 蛇口の水がぬるくて飲みたがらないといった事情もある」と理由を指摘する。
 こうしたなか、「蛇口回帰推進計画」を展開する都水道局は、実験や寸劇を通して水道の役割を知ってもらおうと小学校を回る 「水道キャラバン」を開始した。
 ≪直結給水化≫
 横浜市水道局は17年度から「子供たちが水道水を飲む文化を育む事業」として学校の「直結給水化」をスタート。 学校の校舎は受水槽に水をためてポンプで屋上のタンクへ水を揚げて各階に給水するのが一般的だ。ところが、 少子化で子供の数が減り土曜が休みになったことで、受水槽に水がたまる時間が長くなり、 水がおいしくないと感じる原因になっているという。「冷たくフレッシュな水を飲んでもらい、未来を担う子供に、 世界でも貴重な蛇口から水を飲める文化を継承していきたい」と布施斗志男(としお)給水課長。

水道水を見直そう(上) (3/3ページ)
こんな願いを込めて、 水道局は市内の全小中学校の水飲み場を順次、水道管からの直結給水に切り替える工事に着手した。すでに工事を終えた学校では 「水が冷たくなった」「おいしくなった」と評判も上々。子供たちが、のどをゴクゴク鳴らして蛇口の水を飲む風景が戻ってきたという。
 長岡教授は「子供のころから水道水は飲用という意識をもってもらうことが大切。ゴミや廃棄物を減らすだけでなく、湖や川、 森林など身近な自然や環境を考えるきっかけにもなる」と水道水を飲む意義を訴える。

カビ混入の飲料水を出荷 広島県が業者に回収命令

産経ニュース 2008年10月3日(金)

(抜粋記事)

広島県食品衛生室は2日、同県庄原市の飲料品製造会社「山水工業」 吾妻山工場で製造された飲料水 「ナチュラルミネラルウオーター活性水」にカビが混入したまま出荷していた疑いがあると発表した。 県備北地域保健所は、 同社を営業禁止処分にするとともに、商品の回収命令を出した。
 県によると、カビが混入したまま出荷された疑いがあるのは、 山水工業が平成19年5月以降に製造したこの商品の2リットルペットボトルと500ミリリットルペットボトルの計12万3682本。 同社から東京都や神奈川県内の14の卸業者や店舗などに出荷していた。現在のところ、健康上の異常を訴えた人はいないという。
 山口県内に住む女性が未開封の商品内にカビが浮いていることに気付き、発覚。同保健所が同社の在庫を調べたところ、 数本から同様のカビが確認された。食品衛生室などは、製造工程で何らかのミスがあったとみており、原因の解明を急いでいる。

薬事法違反:効能うたい、水を販売 島忠など家宅捜索

毎日新聞 2008年10月2日(木) 地方版

(抜粋記事)

血糖値上昇の抑制に効く」 などとうたいミネラルウオーターを販売したとして、県警生活経済課が9月、 関東や近畿を中心にホームセンターを展開する「島忠」 (さいたま市西区)や水の製造元「イデシギョー」(静岡県富士市) など10カ所を薬事法違反(未承認医薬品販売) 容疑で家宅捜索していたことが分かった。
 調べでは、島忠は5月18日~7月20日、厚労相の許可を得ず、横浜市中区新山下2の「島忠ホームズ新山下店」など4店で、 同市の男性2人にミネラルウオーター「富士の恵み バラジウム72」など計48本を7104円で販売した疑い。 島忠の48店中37店で売っていたという。

 

京都市の鉛水道管交換助成伸びず

京都新聞 2008年9月29日(月)

(抜粋記事)

京都市上下水道局が昨年度から始めた鉛製給水管取り換え工事助成の利用が、 昨年度と同様に伸び悩み、目標の年間200件に対し本年度も8月末でわずか7件にとどまっていることが28日分かった。 鉛が水に溶け出る可能性もあり、取り換えが急がれるが、工事費の個人負担の大きさが影響しているとみられる。市は10月中旬から、 対象家庭全戸に制度をPRする「異例」のはがきを送ることを決めた。
 取り換えは、1985年以前に建てられた住宅のうち、鉛管を使っている約2000軒の水道メーターから蛇口までが対象。 長時間水道を使わなかった場合、鉛管から水道水に鉛が溶け出し、厚労省の水質基準(水道水1リットル当たり0・01ミリグラム) を超える恐れもあるという。
 市は07年6月、取り換え工事に対し5万円を上限に工事費の半額を補助する制度を創設。毎年度200件分の予算を確保し、 17年度までに全管をビニール管などに換える計画を立てた。
 しかし、工事は床を撤去するなど大掛かりになる場合も多く、中には工事費が20万円以上かかるケースもあるという。 各戸を個別に訪問するなど取り換えを促しているが、昨年度の助成件数は20件にとどまった。
 同局は、助成制度を知らせるためはがきを送付し、「財政が厳しく、これ以上補助を増やせないが、安全のため積極的に取り換えてほしい」 と呼び掛けていくという。

全国各地の自治体で、 鉛製給水管取り換え工事の助成制度は行われているようですね。
鉛製給水管でお悩みの方は、一度お住まいの自治体では助成制度がどのようになっているのか調べてみるのもいいかもしれませんね。

磁気活水器、有害物質除去せず 全テストで商品で

 朝日新聞 2008年8月21日(木)

(抜粋記事)

 有害なトリハロメタンや残留塩素を水道水から除去・低減する効果をうたう「磁気活水器」について、国民生活センターは20日、 テストした6社の6商品すべてで、そうした効果はなかったと発表した。 景品表示法に触れる恐れがあるとして公正取引委員会に業者の処分を要望した。

 テストした商品は、配管工事なしに蛇口や水道管を挟み込むように取り付けるタイプ。 インターネットや訪問販売などで約3千~約23万円で売られ、広告や資料には 「磁場を通過する際に塩素やトリハロメタン等の有害物質も軽減され、まろやかな味の水に変化します」などと書かれていた。 トリハロメタンや塩素を溶かした試験水を、毎分10リットルで10分間蛇口から流した時点で、濃度を調べたが、 磁気活水器の有無で違いはなかったという。

 浄水器は家庭用品品質表示法で「水道水から残留塩素を除去する機能があるもの」と定義されているが、「活水器」 にはこうした基準がない。全国の消費生活センターなどに今年7月までの約5年間で4650件の苦情や相談が寄せられていた。 12社が加盟する日本磁気活水器協会は「活水器は濾過(ろか)器や浄水器と根本的に違い、不純物を物理的に除去できない。 加盟社に誇大表示をしないよう指導したい」という。


(参考) 国民生活センターホームページ 
          
http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20080820_1.html

多い?少ない?水道水「そのまま飲む」4割弱...内閣府調査

読売新聞 2008年8月9日(土)

(抜粋記事)

内閣府は9日、「水に関する世論調査」の結果を発表した。普段の飲み水について複数回答で尋ねたところ、水道水を 「そのまま飲んでいる」と答えた人は37・5%で、4割に満たなかった。

一方で、「浄水器を設置」(32・0%)、「一度沸騰させて」(27・7%)と工夫したり、「ミネラルウオーターなどを購入」 (29・6%)と水道水以外を飲んでいる人が目立った。

水道水の質については、「このままでよい」が72・4%と大半を占め、「現状より水道料金の負担が増えても、 質を高くすべきだ」 は21・3%だった。

また、地球温暖化による身近な水問題(複数回答)として、「気候の不安定化による洪水や土砂災害の頻発」を挙げた人が68・ 2% と最も多かった。

調査は6月12日~22日、全国の成人男女3000人を対象に実施し、1839人から回答を得た(回収率61・3%)。


 (参考)内閣府ホームページ http://www8.cao.go.jp/survey/h20/h20-mizu/index.html

水回り修理 高額請求や想定外工事、県に相談増

中日新聞 2008年7月18日(金)

(抜粋記事)

トイレや風呂など水回りの修理をめぐり、業者から予想外に高額な代金を請求されるなどのトラブルが増えている。県の窓口に相談が相次ぎ、 県民生活相談センターは「料金体系が分かりやすい業者を選ぶなど注意を」と呼び掛けている。

水回りの修理に関する相談は2004-07年度は年間平均13・5件。それが08年度は4-6月の3カ月だけで12件が寄せられた。 内容は主に(1)予想外の高額料金を請求された(2)想定外の工事まで施工された-の2種類。電話帳やインターネットの広告、 投げ込みチラシなどで「低料金」を掲げる業者に頼んだ場合が多いという。

一定期間内であれば無条件で契約解除できるクーリングオフ制度があるが、(1)の場合は「消費者自らが電話で業者に来訪を求めており、 対象となる訪問販売に当たらず、減額交渉するしかない」(同センター)。

(2)の場合も、業者の工事と消費者が頼んだ修理との間に関連があるかどうかは内容によっては判別が難しく、 簡単にクーリングオフできない恐れもある。

同センターは、広告価格だけで済むとは限らず、 あらかじめ料金体系が把握できる業者を選ぶ工事を勧められても即決せず、 他業者から見積もりを取るなど冷静に検討する-などの対策を挙げている。


水周りでトラブル発生!
水がぶわーとあふれ出てくる時、水が吹き上げている時、あわてず落ち着いてといっても難しいものです。また、水周りのトラブルは、 生活に密着している為、『急』を要するものが殆どです。

 

万一の時に備え、予め地元の優良水道業者を調べてくのもいいかもしれませんね。

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