川の級???
川の名前が書いてある看板に一級河川やニ級河川などと
書いてあるのを見かけたことはありませんか?
川にも等級があるのか疑問に思い調べてみました。
同じ流域内にある川などをまとめて『水系』と呼んでいます。
日本では、河川法において、重要性が高い水系を区分及び
指定しています。
上下水道、灌漑、発電などに利用をする河川を「一級水系」
とし、一級水系に関わる河川のうち国が管理を行う必要が
ある河川を「一級河川」といいます。
「二級河川」は一級水系以外の水系で、公共の利害に重要な
関係があると思われる河川をいい、管理は都道府県知事に
なっています。
また、一級水系及び二級水系以外の水系に関わる河川で、
市町村長が管理する河川を「準用河川」と呼ぶものもあります。
一級河川は全国で109水系、13,950河川に指定されている
そうです。
一級河川の支流は全て一級河川に指定されているので、
その支流がどんなに細く短くても一級河川になります。
ですので、級と川の大きさは関係なく一級河川よりも
二級河川が大きい場合があります。
級は川の大きさではなく管理するところによって違うようです。
投稿者 アクアス総研 : 2012年9月 3日 09:53