「ドライアイス」vs「氷」 どっちの方が保冷性がある?

ドライアイスvs氷

似て非なる2つの個体

モクモクモク~っと、煙?状のものを出しながら、食品の保冷に使われるドライアイス。
よく目にはするものの、子どもの頃の記憶から「素手で触ってはいけない」ことを
知っているので、直接冷たさを実感したことがない方が多いのではないでしょうか。

逆に氷は、暮らしになじみ深く、素手で触るのはもちろん、
暑い日は製氷皿からそのまま口へポコっと入れて暑さをしのぐ、
なんてことも経験があるかと思います。キンキンに冷えて気持ちいですよね。

 

さて、本題に戻ります。実は、ドライアイスと氷、
保冷性という意味ではそこまで大きく変わらないようです。
ただ、氷が0度程度なのに対し、ドライアイスは-78.9度なのでより冷たいといえるかも知れません。

日常生活で用いる保冷は生物や冷凍食品などが溶けないようにするものなので、
氷でもドライアイスでもほとんど変わらない効果を得ることができます。

しかし、大きく違う点があります。
氷は溶けると水になりますが、ドライアイスは溶けると液体ではなく気体(二酸化炭素)
になるという点です。これを昇華と言い、このガスで低い温度を保ち冷凍食品などを
最適な状態で温度管理をすることができます。

ですので、キャンプなどに行くときはドライアイスがおすすめです。
アイスボックスに氷を入れると氷が溶けて水が出てしまいますが、
ドライアイスなら直接気体となりますので水が出ません。
ビチョビチョに汚さずに済むし、無駄に重くなることもありません。
(ドライアイスから水が出ることはありませんが、
回りの物に空気中の水分が結露し水分が出ることはあります。)

 

ただし気を付けたいのは、氷は素手で触っても安全ですが、
ドライアイスは極力素手で触らないほうが良いという点です。
ドライアイスの温度は-80度ほどですから、瞬間的に指とドライアイスがくっ付いて
しまい危険です。安全に扱え、容易に手に入れられるならばドライアイスがgood!
子どもなど安全に扱えるかどうか分からない場合には氷が安心ですね。

ちなみに、、、、、ドライアイスをお湯又は水に入れると白い煙が発生します。
モクモクモク~っとした、あれです。これは昇華した炭酸ガスの色ではなく、
低温の炭酸ガスによって凍った水蒸気が一緒に出てきて濃い霧状になったものなんです!

 

投稿者 アクアス総研 : 2015年9月 4日 17:06