水道水で目を洗うのはNG!?

「プールで泳いだ後は、水道水で目を洗う!」 

たしか私たちスタッフ世代では常識でした。
これまでの日本の教育現場では常識と思われてきたプールに入った後の洗眼ですが、
実はこの「洗眼」という行為、わたしたちの目に良くない影響を与えているそうなのです…..。

昔の学校のプールは、衛生管理が今ほど万全でなかったことから、
プール後の洗眼が推奨されていました。

でも、プールの水にも洗眼で使う水道水にも消毒のための塩素が使われていますよね?
この消毒剤の入った水が目に入ると、目の表面を保護しているムチンという物質を含む粘液が
洗い流され、角結膜上皮に傷がついてしまうのだそうです。

今では、日本眼科医会が「プールに入る場合はゴーグル着用が望ましく、
水道水による洗眼は積極的に推奨できるものではない」という見解を出しています。
プールの後には洗眼しないことが、教育現場での新しい常識となってきています。

ちなみに、プールの水は消毒用の塩素濃度が0.4ppm(mg/リットル)以上と
規定されています。そのため、プール管理者により塩素濃度が調整されていますが、
屋外プールは水温が上がりやすく、また紫外線の影響などによって
水中の塩素濃度が低下しやすいのが特長です。

そのため、ウィルスや細菌が繁殖しやすくなるので、結膜炎になる恐れが心配されます。
では、塩素の濃度が高ければ高いほど良いかといえばそうではなく、
塩素濃度が高いと塩素が目に及ぼすダメージが強くなってしまいます。

目を保護するためには、ゴーグル着用がベストな選択肢と言えそうですね。

 
投稿者 アクアス総研 : 2014年8月21日 15:41