浄水器による放射性ヨウ素除去について

東京都内金町浄水場で、3月22日(火)、乳児の飲用基準である100ベクレルを上回る
210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されました。

この報道を受け、アクアス総研には多方面から、浄水器アクアスファイブで
「放射性物質を除去できるのか」、といったお問い合わせが相次いでおります。

一部報道で、「活性炭には放射性ヨウ素を吸着する特性がある」ことや、
「東京都では原発事故後、放射性物質の除去効果が期待できるとして
浄水に使う粉末活性炭の量を通常の3倍にしていたが、今回の検出結果
を受けて通常の4倍に増やした。」(朝日新聞3月24日より)とあり、
浄水器による除去を期待する声が聞こえます。
 

セントラル浄水器アクアスファイブは、大量の活性炭が充填されております。
放射性物質除去の可能性を否定することはできませんが、アクアスファイブは水道水中の
残留塩素やトリハロメタンを除去するために開発された製品です。
このため、どれだけ放射性における浄水能力があるのか測定データはございません。

つきましては、放射性物質を除去できるとも、除去できないとも、明確なお答えはできません
のでご理解をいただきますようお願い申し上げます。

なお、もともと水道水には放射性ヨウ素が混入しているという前提もなく
水質検査としての試験方法も確立されておりません。
一部浄水器メーカーでは放射性物質を除去できることを宣伝しているところも
あるようですが、当社といたしましては実証データがないことからもそのような
性能を挙げることはしておりません。


なお、金町浄水場での放射性ヨウ素は、
22日(火)210ベクレル
23日(水)190ベクレル前後
24日(木)79ベクレル
と、乳児の暫定規制値である100ベクレルを下回り始めています。

この数値は、長期にわたり摂取し続けた場合を考慮しての暫定規制値ですので
直ちに人体に影響を及ぼす程度ではないと説明されています。
現在の原発事故の状況や、風向き、降雨などによっても状況が変化するものと
考えられますので、今後の濃度を注視する必要があります。

ご心配拝察いたしますが、現段階ではどうぞ冷静に対応をしていただければと思います。